スペイン代表のGKイケル・カシージャスとMFシャビ・エルナンデスが、アストゥリアス皇太子賞のスポーツ部門を受賞することが決まった。

　レアル・マドリーの公式HPでカシージャスは「ジョセフ・ブラッターの提案からここまですべてがあっという間だったけど、とてもうれしい。こういったことは外部から評価されるもので、自分自身が勝ち取れるなんて考えるようなものじゃない。だけどスポーツキャリアのすべてがあってノミネートされ獲得するもの。ファンタスティックなことで、個人的に僕の気持ちをすごく高めてくれる」とコメントした。

　現在、スペイン代表に合流しているカシージャスは、合宿地のラス・ロサスでこの知らせを受けた。

「僕らは2人で祝福しあい、仲間もとても喜んでくれた。僕らは今、クラブ、代表ととても素敵で栄光に包まれた時期を過ごしていて、クラブ・代表と良いサッカーをしていることのご褒美だとも思う」と語り、シャビについて「サッカーは団体でやるスポーツで個人を取りあげるのは難しいもの。だけど、いろんな賞や表彰があった。彼とはプロとして、また個人として15年以上の付き合いがある。僕らは少年から青年、そして今、成人として成長してきた。この賞はたくさんの愛情とたくさんの思い出、たくさんの経験を経たもので、喜びをもたらす」と受賞を喜んだ。