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今季初勝利で最下位脱出のホッフェンハイム、指揮官「誰もが喜んでいる」

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 ブンデスリーガ第4節の3日目が23日に行われ、MF宇佐美貴史の所属するホッフェンハイムはホームでハノーファーと対戦し、3-1で勝利した。開幕戦から3戦全敗で最下位に低迷していたものの、今季4試合目にして初白星を獲得。最下位を脱出し、16位へ順位を上げた。宇佐美は先発出場を果たすと果敢に仕掛け、後半36分までプレーした。

 試合後、ホッフェンハイムのマルクス・バベル監督は「チームが力を注いで来たことが報われて、嬉しく思っている。前半の選手の肩には何かがのしかかっているようだった。ここ数週間起きたことが残ってしまっていたんだろう。後半では我々はプレッシャーをかけたし、チャンスをつくり出すことができた」とコメントした。

 今季のホッフェンハイムは、リーグ戦に先立って行われたDFBポカールで格下・ベルリナーAK(4部相当)に0-4で完敗。今季公式戦開幕戦を最悪な形で迎えた。リーグが開幕してからも浮上の兆しはみえず、開幕戦から3戦11失点と守備に課題を露呈。さらに今節のハノーファー戦は守護神・ティム・ビーゼを故障で欠いた。それでも3位につけていたハノーファーを最少得点に抑えての今季初勝利。指揮官は「チームの誰もが、今シーズン初の勝ち点3を喜んでいるよ」と待望の初白星に安堵の表情。ここから巻き返しを図る。


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