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不振続くもミラン選手は指揮官信頼、アッビアーティ「監督を尊敬している」

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 ミラン(イタリア)は23日のセリエA第4節で、ウディネーゼに1-2で敗戦。攻守の柱であるFWズラタン・イブラヒモビッチとCBチアゴ・シウバを揃ってパリSG(フランス)に放出するなど主力の退団が響き、開幕4試合で3敗と不振を極めている。

 苦しい財政面が影響してか、主力を放出したクラブとマッシミリアーノ・アッレグリ監督への非難が集中しているが、選手たちは指揮官への厚い信頼を口にしている。

 ミランによると、GKクリスティアン・アッビアーティは「今少しずつチームは良くなってきているけど、監督は僕たちとこれまでの2年間を戦ってきて、タイトルを獲得し、スーペルコッパも制覇し、昨シーズンだってもう少しでタイトルを獲得することができた。選手たちは監督を尊敬しているんだよ」。またDFジャメル・メスバフも「僕たちはチーム一丸となっているし、選手みんな監督と共に戦っている」と強調した。

 アッレグリ監督自身が「水曜日にはサン・シーロで必ず勝利を手にする必要がある。これまで我慢してきて下さっているファンの方には、継続して水曜日もチームのサポートをお願いしたい」と意気込む次節のカリアリ戦で勝って、ミランは周囲の声をかき消すことができるか。
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