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スアレスのハットトリックもあり、リバプールが5-2と大勝で今季初勝利

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 今シーズン、ここまで未勝利のノリッジとリバプールが、29日に行われた第6節で激突した。開始2分でFWルイス・スアレスのゴールで先制したアウェーのリバプールは、その後もノリッジ・シティを圧倒。38分にもスアレスが追加点を挙げる。後半も攻勢のリバプールは、2分にMFヌリ・サヒンがゴールを決めると、その後もスアレスがハットトリックを達成。さらにMFスティーブン・ジェラードのゴールもあり、5-2と大勝でシーズン初勝利を挙げている。

 いきなり試合が動く。昨年の対戦でハットトリックを記録していたルイス・スアレスが、PA外でこぼれ球を拾うと、ドリブルからシュートを決めて1-0と先制する。その2分後にもリバプールはMFヌリ・サヒンのFKからDFダニエル・アッガーがヘディングシュートを放ったが、ボールはクロスバーを越えて行った。

 前半8分にはノリッジも右サイドからチャンスをつくりだしたが、シュートはGKレイナにブロックされ、右ポストを叩いて外れている。同37分にはスアレスが最終ラインの背後を抜けて、シュートを放ったが、ボールをゴールの右に飛ばしてしまう。しかし、その1分後、スアレスは相手DFからボールを奪うと、そのまま右足のアウトサイドでシュートを決め、2-0とリードを広げた。

 後半の立ち上がりにノリッジが攻め込まれたリバプールだが、ゴールを守り切ると後半2分に速攻からスアレスの折り返しを、ヌリ・サヒンが決めて、試合を決定づけた。サヒンは2得点を挙げた26日のキャピタル・ワン杯のWBA戦に続くゴールとなった。さらに後半12分にもスアレスは、右足で丁寧なシュートをゴールに流し込み、ノリッジ戦で2シーズン連続となるハットトリックを記録した。

 後半16分にノリッジはFWスティーブ・モリソンが1点を返したが、同23分にはリバプールがMFスティーブン・ジェラードもゴールを決めて、5-1と点差を広げた。意地を見せたいノリッジも、後半42分にFWグラント・ホルトがシーズン初ゴールを決めて、今後につながる1点を挙げた

 ようやくシーズン初勝利を挙げたリバプールは、次節のストーク戦、次々節のレディング戦を今季未勝利のホームで戦う。一方、大敗したノリッジは、次節はチェルシー戦、次々節はアーセナル戦と、強豪との連戦を控えている。崩壊した守備を立て直し、難敵から初勝利を挙げることができるだろうか。


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