リーガ・エスパニョーラは30日、第6節2日目を行い、レアル・マドリーはホームでデポルティボと対戦し、5-1で大勝した。前半16分に先制点を許したが、FWクリスティアーノ・ロナウドのハットトリックなどで5発逆転。今季初の連勝を飾り、3日の欧州CL・アヤックス戦、7日のバルセロナとのクラシコへ弾みを付けた。

　前半16分、FWリキのゴールでデポルティボが先制したが、その後はレアルの一方的な展開となった。前半22分、FWディ・マリアが左サイドからドリブルで仕掛けると、DFマヌエル・パブロに倒され、PKを獲得。これをC・ロナウドがゴール左に決め、同点に追いついた。

　一気に攻勢を強めるレアルは前半38分、MFモドリッチのスルーパスに抜け出したディ・マリアが左足でシュート。GKの手を弾いてポストに跳ね返ったボールにディ・マリアが自ら詰め、ヘディングで押し込んだ。2-1と逆転に成功すると、同44分にはディ・マリアの左クロスからDFセルヒオ・ラモスが右足でシュート。GKが弾いたこぼれ球をC・ロナウドが頭で押し込み、3-1とリードを広げた。

　後半21分には途中出場のMFシャビ・アロンソのFKにDFペペがヘディングで合わせ、4-1と突き放す。さらに同39分、途中出場のMFカカのクロスが相手のハンドを誘い、PKを獲得すると、C・ロナウドが落ち着いて決め、ダメを押した。C・ロナウドが今季初のハットトリックを達成し、5-1。クラシコを1週間後に控える中、エースの爆発で昨季王者にようやくエンジンがかかってきた。

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