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後半44分からの逆転劇、バルセロナが2点差ひっくり返し開幕6連勝

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 リーガ・エスパニョーラは29日、第6節を行い、首位のバルセロナは敵地でセビージャと対戦し、3-2で逆転勝ちした。0-2からMFセスクの2ゴールで追いつくと、後半ロスタイムにFWダビド・ビジャが劇的な決勝点。開幕からの連勝を6に伸ばした。

 ホームで積極的な入りを見せるセビージャは前半26分、MFメデルのミドルシュートがDFマスチェラーノに当たってこぼれたボールをMFトロショフスキが左足で蹴り込み、先制に成功する。1点リードで折り返した後半3分にもMFブスケツのパスミスをメデルがカット。カウンターに持ち込み、最後はFWネグレドがDFアレクサンドル・ソングを振り切り、鮮やかな左足チップキックでゴールネットを揺らした。

 まさかの2点ビハインドとなったバルセロナだが、後半8分、セスクが豪快な左足ミドルを叩き込み、1-2。セスクの今季初ゴールが追撃弾となり、後半16分にはFWメッシが直接FKを狙う。これは惜しくもGKの好セーブに阻まれたが、後半27分にメデルがセスクに対して頭突きをしたとして一発退場。数的優位に立ったバルセロナが10人のセビージャを攻め立てると、終盤にドラマが待っていた。

 後半44分、メッシのスルーパスに抜け出したセスクが右足で同点弾。直前のプレーでバルセロナにハンドがあったとして猛抗議したセビージャのミチェル監督が退席を命じられる中、バルセロナは後半ロスタイムに途中出場のビジャがメッシとのワンツーでゴール前に抜け出し、左足で劇的な決勝点を叩き込んだ。後半44分からの逆転劇でセビージャを3-2で下し、開幕6連勝。10月2日の欧州CL・ベンフィカ戦、同7日のレアル・マドリーとのクラシコに弾みを付けた。


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