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R・マドリー MFエッシェン「モウリーニョは何も変わっていない」

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 夏の移籍市場が閉じる直前に、チェルシーからレアル・マドリーに加入したMFマイケル・エッシェンジョゼ・モウリーニョ監督の下で、再びプレーすることになった『バイソン』は、自身のホームページで「モウリーニョは何も変わっていない」と、話している。

「彼が望んでいるのは選手がしっかり練習し100%のパフォーマンスを見せること。彼が目指すのはいつだってすべての大会での勝利。彼は勝利者で、それは変わっていない。彼とはずっと良い関係を保っている」と、指揮官に付いて語ったエッシェンは、彼の存在がマドリー入りの決め手となったと明かした。

「僕がイングランドに辿り着いた後のプロキャリアで、ジョゼ・モウリーニョが大きな影響を与えてくれたことは、秘密でも何でもない。僕らがチェルシーにいた時、彼はすでに好人物で、僕のガーナへの移動に同行してくれた。だからマドリーが僕に関心を示してくれたときから、僕のなかで迷いはなかった。(チェルシーの選手として)欧州スーパー杯でプレーするために、モナコで準備していたけど、次の瞬間にはマドリードへ行くために荷物をまとめていた。目まぐるしい変化だったけど、それがサッカー界にいるっていうこと。休暇を終えて7月に戻ったときには、こんなことになるなんて思いもしなかったけど、サッカー界はサプライズだらけで、今回のこともその中のひとつ」

 エッシェンは、今季の目標にマドリーでの欧州チャンピオンズリーグ優勝を掲げている。実現できれば、マドリーにとっては通算10度目の大会優勝となる。

「レアル・マドリーの成功に貢献したい。そうなればクラブや街に大きなものをもたらすことになるけど、個人的にも2年連続でチャンピオンズリーグに優勝したとなれば、とてつもない成功になる。だから最大限の力を注いでやっていきたい」。

 チームに加入して約1か月半だが、エッシェンは予想以上に早く、チーム、街に溶け込めているという。

「ここに来て、まだ6週間だけど、クラブやマドリードの街の人たちの優しさが心に残っている。会長、監督、チームメイトやコーチ陣、マドリードの人たちはみんなが僕に対して気を配ってくれて、迎え入れてくれた。

 ガーナ人は世話好きで、それを誇りに思っている。でも、マドリードもそれに勝るとも劣らないものがあるね。ここで祖国と同じようなものを感じられるのは、ファンタスティックだよ」と語っている。


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