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[W杯欧州予選]スペインは終了間際に追いつかれ、ホーム連勝が25でストップ

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 W杯欧州予選の第4節が16日、各地で行われた。I組のスペイン対フランスの大一番は、ホームのスペインが前半25分にDFセルヒオ・ラモス(R・マドリー)のゴールで先制したものの、終了間際の後半ロスタイムにFWオリビエ・ジルー(アーセナル)が劇的な同点弾を決めて、1-1のドローに持ち込んだ。

 先制はボールを支配していたスペインが挙げた。前半25分、右サイドからのCKを、フリーで待ち受けたセルヒオ・ラモスが頭で合わせる。シュートは右ポストを叩いたが、FWペドロ・ロドリゲス(バルセロナ)の折り返しを再びセルヒオ・ラモスが押し込み、待望の先制に成功した。

 スペインは前半41分、ペドロがDFローラン・コシールニー(アーセナル)に倒されPKを獲得する。しかし、MFセスク・ファブレガス(バルセロナ)のPKはGKウーゴ・ロリス(トッテナム)に見事に読まれ、追加点を奪うことは出来なかった。

 対するフランス。前半39分にFWカリム・ベンゼマ(R・マドリー)の折り返しをMFジェレミー・メネス(パリSG)がゴールに押し込むも、オフサイド判定で取り消される。不運な形で劣勢を強いられたフランスだったが、終了間際にようやく執念が実る。

 後半49分、MFムサ・シソコ(トゥールーズ)がゴール前まで持ち上がると、FWフランク・リベリ(バイエルン)にスルーパス。左足高速クロスを走りこんだジルーが合わせて、劇的な同点ゴールを決めた。

 I組の2強は一歩も譲らず、第1ラウンドをドローで終えた。ホームのスペインは2006年11月から続いていたホームの連勝記録が25でストップした。


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