beacon

宇佐美が3人抜きのドリブル突破も…ホッフェンハイムは最下位とドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ブンデスリーガは19日、第8節1日目を行い、MF宇佐美貴史の所属するホッフェンハイムはホームでG・フュルトと対戦し、3-3で引き分けた。体調不良で出場が危ぶまれていた宇佐美は左MFで6試合連続の先発出場。前半21分には3人抜きのドリブル突破を見せるなど奮闘したが、得点には絡めず、2-1の後半25分に途中交代した。チームはその後、同点に追いつかれると、後半44分にみたび勝ち越したが、後半ロスタイムに追いつかれ、3-3のドロー。ホームで最下位チーム相手に勝ち切れず、これで3試合連続白星なし(2分1敗)となった。

 ホッフェンハイムは前半8分、左後方からのMFルディのFKにMFフィルミノがヘディングで合わせ、先制点。チームとして3試合ぶりのゴールが決まり、リードを奪った。同21分には宇佐美が魅せる。左サイドのタッチライン際でボールを受けると、ドリブルで仕掛け、2人の間を突破。中に切れ込み、鋭い切り返しでDFをかわして右足を振り抜いたが、シュートはGKに阻まれた。

 前半39分には同点に追いつかれ、その後も最下位のG・フュルトに苦しめられたホッフェンハイムだったが、1-1で折り返した後半22分、FWフォラントの粘りからスルーパスに反応したFWホセルが右足でニアサイドを破り、2-1と勝ち越しに成功した。

 宇佐美は後半25分に交代。そのまま逃げ切りたいところだったが、後半39分、MFプリプに豪快なミドルシュートを決められ、同点に追いつかれる。それでも後半44分、スルーパスに反応したホセルがシュート。一度はGKに弾かれるも、こぼれ球を自ら押し込んだ。土壇場でみたび勝ち越したが、後半ロスタイムにCKから同点ゴールを許し、3-3。3度のリードを守れず、ホームで最下位相手に痛恨の引き分けに終わった。


▼関連リンク
欧州組完全ガイド
ブンデスリーガ2012-13特集

TOP