2011-12年のリーガエスパニョーラで50ゴールを記録したバルセロナFWリオネル・メッシが29日、クラブチームの欧州得点王に贈られる「ゴールデンブーツ」を受賞した。

　バルセロナによると、2度目の受賞となったメッシは「これはチームで手にした賞だよ。個人タイトルを手にするたび僕はいつもそう言ってる。でもそれが事実なんだ。これはゴールを決めたことへの賞だけれど、チームメートたちがいなければ、僕はゴールを決められはしなかっただろう」とチームメートたちに感謝した。

　メッシにとって印象的なゴールはやはりビッグマッチで奪ったもの。「(心に残っているのは)重要な意味を持った、スーパーカップやクラブワールドカップ、国王杯でのゴールだね」と語ったメッシは、「僕はバルサにとても感謝をしているんだ。彼らは僕に、夢を叶えるチャンスを与えてくれてるからね。僕の夢はこのクラブでキャリアを終わらせること。一番大事なのは僕がここで成長し続けていることさ。僕は最後まで成長し続けたいんだ。引退するまでに、出来るかぎり多くを勝ち取るのが僕の目標なんだ。より上へ行きたいと願うこと以上に、僕をやる気にさせるものはないよ」。今季も国内リーグ戦はすでに9試合で13ゴール。どん欲に勝利とゴールを目指すバルセロナのエースは、まだまだ成長し続ける。