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主審の不適切発言めぐりチェルシーが公式サイトで声明を発表

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 プレミアリーグのチェルシーは1日、MFジョン・オビ・ミケルに対して主審が不適切な発言を行ったとされる問題で、公式サイトで声明を発表した。問題となっているのは、マーク・クラッテンバーグ主審が担当した10月28日のプレミアリーグ第9節、マンチェスター・ユナイテッド戦。クラブは「ジョン・オビ・ミケルが、審判のマーク・クラッテンバーグに不適当な言葉を投げかけられたことに関して、チェルシーはFAに対して、正式に苦情を送ることになった」と発表し、「これは、外部の法律顧問による指導を受けつつ行ったクラブによる完全な調査の結果。クラブは、数多くの選手やスタッフに対しての面談など、利用できる全ての情報を扱った」としている。

 声明によると、クラブのフロントは試合終了後すぐにロッカールームを訪れ、主審からチェルシーの選手に不適当な言葉が発せられたことを確認。「フロント陣は関係する全ての選手やスタッフと話し、申し立ての詳細を詰めた。そういった最初の面談の結果、問題が報告されなければならないことは明白だった」と、声明で述べている。

 そのうえで「ジョン・オビ・ミケルに関する正式な苦情をFAに伝えた。もう1人のファーストチームの選手に対して暴言が発せられたという疑惑については、FAに主張するだけの十分な証拠が存在しなかった」と明かし、「我々はFAや警察と共に完全に協力して調査を進める。我々は、これらのプロセスが完了するまで、さらなるコメントを発することはない」と結んでいる。

 この問題をめぐってはロンドン警視庁とともにイングランドサッカー協会(FA)が調査を開始。英紙『サン』は、主審がミケルに対し“猿”と発言したと報道している。


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