リーガ・エスパニョーラは11日、第11節を行った。首位のバルセロナは敵地でマジョルカと対戦し、4-2で勝利した。前半28分にMFシャビが直接FKを蹴りこみ先制したバルセロナは、同44分にはFWメッシが右サイドからドリブルで中央に切り込みシュートを放つと、DFに当たりコースが変わったボールがゴールネットを揺らした。

　前半ロスタイムにもMFテージョのゴールでリードを広げたバルセロナだったが、後半に入ると、10分、18分と立て続けに失点し1点差に詰められる。だが同25分、浮き球パスをMFアレクシス・サンチェスが胸で落とすと、メッシが豪快に蹴りこみ、勝利を決定づけた。

　ゴール後には、2日に生まれた息子のチアゴ君に捧ぐパフォーマンスを披露したメッシ。この日の2ゴールで2012年の年間ゴール数は76ゴール(アルゼンチン代表も含む)。これは1959年に75ゴールを記録した元ブラジル代表のペレ氏を抜く数字となった。だがメッシはまだ1か月半を残しての記録。元ドイツ代表のゲルト・ミュラー氏が1972年に記録した85ゴールの更新も時間の問題となった。

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