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2つの偉大な記録に胸を張るランパード

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 チェルシーは23日に行われたリーグ戦で、アストン・ビラに8-0と大勝した。クラブの歴史に残る大勝の中で、鉄人フランク・ランパードが偉大な記録を達成した。

 この試合でチェルシー加入後のプレミア・リーグ通算500試合目の先発出場を達成したランパードは、後半にゴールを決め、チェルシーでの通算得点数を130に伸ばした。このゴールで、ランパードはトップリーグにおけるクラブの史上最多得点者となった。

 記録について問われたランパードは「僕が年をとったっていう証だね」と笑い「冗談だよ。本当に大きな意味を持っている。素晴らしいクラブ、監督、そしてチームメイトに囲まれるという幸運に助けられた結果だ」と、言葉を続けた。

「得点記録について誇らしく思う。ボビー(・タンブリング)のような偉大な伝説的な選手の持っていた記録を抜くことができたんだ。その事実がすべてを物語っているよ。同じロンドンのクラブ(ウエスト・ハム)から移籍することは、常に簡単なことではないと思う。でも、ファンは僕を最初の1分から応援してくれた。本当に感謝しているし、彼らのために良いプレーをしたいと常に思ってきたよ」

 アストン・ビラ戦の圧勝について「最初の1分から、素晴らしい意欲を見せることができたと思う。ボールを早く動かすという狙いに加え、早い時間の先制点が大きな助けになった。プレーすることを楽しめたし、難しい状況にあったけれど、このような気持ちになることが必要だったと思う」と語り、チーム状況が好転しているとの見解を示した。

 ファンからも圧倒的な支持を集めるランパードだが、チェルシーとの契約は今季で満了する。だが、34歳のMFは、今後も1試合ずつ戦っていくだけだと主張する。

「今は契約延長については、何も考えていないよ。まだ契約期間内だし、目の前にある試合に集中したい。ここでプレーすることが大好きだし、自分の状態が良いことも喜んでいる。サッカーを楽しみ続けられるように、努力するよ。クラブには、クラブの立場があるからね。僕はここでプレーし、人々に何ができるかを示す。それだけだよ」

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