アメリカ女子代表のFWアビー・ワンバックが昨夏のロンドン五輪金メダルに続く栄冠を獲得した。7日の「FIFAバロンドール2012」授賞式でワンバックは自身初のFIFA年間女子最優秀選手賞を受賞。ロンドン五輪で5試合連続ゴールを決めるなど、アメリカ女子代表の五輪3連覇の立て役者となったストライカーが、個人としても“世界タイトル”を手にした。

　最終候補3人にはブラジル女子代表FWマルタとアメリカ女子代表のFWアレックス・モーガンも名を連ねていた。2011年のFIFA年間女子最優秀選手には日本女子代表MF澤穂希が選出されたが、今回、日本人選手は最終候補に残ることができなかった。