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乾が7戦ぶり今季4アシスト目、宇佐美との日本人対決制す

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 ブンデスリーガは26日、第19節2日目を行い、MF乾貴士の所属するフランクフルトはホームでMF宇佐美貴史の所属するホッフェンハイムと対戦した。乾、宇佐美そろって左サイドハーフで先発した日本人対決は乾が先制点をアシスト。フランクフルトが2-1で競り勝ち、2試合ぶりの白星で後半戦初勝利を挙げた。

 開幕から19試合連続の先発出場となった乾と2試合連続先発の宇佐美。前半4分、乾が左サイドから切れ込み、右足ミドルを狙えば、同17分にはPA内左でボールを受けた宇佐美が3人を引き付け、ゴール前にラストパス。決定機を演出したが、FWフォラントのシュートはGKの好セーブに阻まれた。

 互いに見せ場をつくった日本人対決。すると前半35分、乾の鮮やかなボールコントロールからフランクフルトが均衡を破った。前半35分、DFオチプカが左サイドから中に切れ込み、中央の乾へ横パス。右足で正確なトラップを見せた乾はフワリと浮かしたスルーパスを通し、ゴール前に走り込んだMFラニヒがゴールに流し込んだ。

 乾の7試合ぶり今季4アシスト目で先制したフランクフルトは後半20分にホラントに同点ゴールを決められ、1-1に追いつかれたが、直後の後半23分に右CKからMFアイグナーが勝ち越しゴール。すぐさま2-1と再びリードを奪った。

 後半24分、宇佐美がベンチに下がると、乾も同26分に交代。試合はそのまま2-1で終了し、逃げ切ったフランクフルトが2試合ぶりの勝ち点3を手にした。マルコ・クルツ監督の初陣となった前節のボルシアMG戦(0-0)で連敗を6でストップしたホッフェンハイムだが、就任2戦目で初黒星を喫し、これで8試合連続勝利なし(2分6敗)。この日引き分けたアウクスブルクに勝ち点で並ばれると、得失点差で自動降格圏の17位に転落した。


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