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ルーニー&ランパード弾!!イングランドが23年ぶりにブラジルから白星

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 イングランド代表は6日、ウェンブリー・スタジアムでブラジル代表と国際親善試合を行い、2-1で競り勝った。イングランドがブラジルを撃破したのは、1990年3月の親善試合以来、23年ぶりのこととなった。またこの試合でイングランド代表DFアシュリー・コールが代表100キャップを達成している。

 試合はどちらに転ぶかわからない好ゲームとなった。最初のチャンスはブラジルだった。前半18分、FWロナウジーニョが左サイドからクロスを上げると、ブロックに入ったMFジャック・ウィルシャーのハンドを誘う。だがロナウジーニョのPKはGKジョー・ハートに見事セーブされてしまう。

 すると先制点がイングランドに転がり込む。前半26分、ウィルシャーのスルーパスに反応したFWセオ・ウォルコットがシュート。これはGKジュリオ・セーザルに防がれるも、こぼれ球に走りこんだFWウェイン・ルーニーが押し込み、1点を先取した。

 後半に入るとブラジルも反撃。早々の3分、ブラジルは高い位置でボールを奪うと走りこんだFWフレッジが豪快に左足を振り抜き、試合を振り出しに戻した。

 決着がついたのは後半15分、イングランドはウォルコットの右サイドからクロス。一度はDFの網に引っかかるが、ルーニーが再びボールを奪うと、こぼれたボールをMFフランク・ランパードがダイレクトでシュートを放つ。ボールは右ポストを叩くが、そのままゴールに吸い込まれ、勝ち越しに成功した。

 このまま逃げ切ったイングランドが23年ぶりにブラジル戦に勝利。イングランドサッカー協会(FA)創設150周年となる年の初戦を見事白星で飾った。

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