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[キャピタル・ワン杯]クラブ史上初のリーグ杯優勝を喜ぶラウドルップ監督「キャリアで最高の優勝だ」

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 ビッグクラブを押しのけてタイトルを獲得したのは、スウォンジーだった。キャピタル・ワン杯は24日に決勝を行い、プレミア・リーグのスウォンジーと4部のブラッドフォード・シティが対戦し、5-0でスウォンジーが大勝した。試合後、かつてJリーグのヴィッセル神戸でもプレーした経験のあるミカエル・ラウドルップ監督は、「私が勝ち取ったトロフィーの中で、最も重要なものだ」と、喜びを爆発させた。

「ビッグクラブを率いていれば、トロフィーは獲得できる。しかし、小さなクラブでは、決勝に進出できることも稀だ。そして決勝に進んだとき、ビッグクラブと対戦するものだ」と、デンマーク人の指揮官は語った。

「選手として、私は幸運にも、複数の国のビッグクラブでプレーできた。スウォンジーは、プレミア・リーグではビッグクラブではない。しかし、私たちはこうしてトロフィーを勝ち取ることができた。ファンタスティックなことだ。小さなクラブが優勝するというのは、並外れたことだ」と、イタリアのユベントス、スペインのバルセロナ、レアル・マドリーでもプレーした経験を有す48歳の監督は胸を張った。

 ラウドルップ監督は、ウィガン、アーセナル、アストン・ビラとプレミア・リーグのクラブを破って、決勝に勝ち進んできたブラッドフォードにも、賛辞を送っている。「何より、この決勝、そして今大会は、ブラッドフォードの快挙として語り継がれるだろう。その次に、私たちの優勝した大会として覚えてもらえると思う。私たちは(優勝を)誇りに思うべきだろう。決勝を前に、優勝に近い位置にいると言われるのは不思議な感じがしたし、勝たなければいけなかった。選手たちは素晴らしいプレーを見せてくれた。自信を持ち、忍耐強く戦った。勝つことが何より大事なことだったが、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたと思う」と、振り返った。

 決勝までの道のりで、リバプールやチェルシーを破ったスウォンジーは、このタイトル獲得で、来季のヨーロッパリーグ出場を決めている。

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