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[DFB杯]日本人3選手先発、岡崎&酒井VS田坂は2-0でシュツットガルトが4強へ

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 DFBポカール(ドイツ国内杯)は27日、準々決勝2日目を行い、FW岡崎慎司とDF酒井高徳の所属するシュツットガルトはホームでMF田坂祐介の所属するボーフム(2部)と対戦し、2-0で快勝した。日本人3選手が同時先発した試合は前半18分にシュツットガルトが先制。後半36分にも追加点を奪い、ベスト4進出を決めた。

 岡崎は4-2-3-1のトップ下で公式戦2試合ぶりの先発出場。酒井は右SBで公式戦7試合連続の先発となり、左サイドハーフで先発復帰した田坂とマッチアップした。右膝痛などで昨年12月から戦線離脱していた田坂にとっては、昨年12月8日のD・ドレスデン戦以来、公式戦7試合ぶりの復帰戦で、いきなりの先発となった。

 試合はホームのシュツットガルトが優勢に進め、前半18分にMFトラオレから横パスを受けたMFクリスティアン・ゲントナーがPA手前から右足でミドルシュート。DFに当たってフワリと浮いたボールがGKの頭上を越え、先制ゴールとなった。酒井も果敢に攻撃参加を見せ、追加点のチャンスを狙うが、1-0のまま前半終了。すると、なかなかいい形で攻撃に絡めずにいた岡崎はハーフタイムで交代となった。

 後半に入ると、1点ビハインドのボーフムが反撃を見せる。後半7分には左サイドからドリブルで中に切れ込んだ田坂が思い切りの良い右足ミドルを放つが、GKが好セーブ。田坂は後半30分に交代した。

 ボーフムの反撃をしのいだシュツットガルトは後半36分、カウンターから左サイドのスペースに抜け出したトラオレの折り返しにFWベダド・イビセビッチが合わせ、2-0。試合を決定づける追加点を奪い、準決勝進出を果たした。日本人3選手のうち、酒井だけがフル出場。最後まで運動量が落ちることなく、攻守にわたってチームの完封勝利に貢献した。


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