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クラシコ連戦&マンU戦で3連勝のレアル、セルタ戦はバランら3選手が休養

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 レアル・マドリーは10日のリーガ・エスパニョーラ第27節でセルタと対戦する。2月26日のコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝第2戦、今月2日のリーグ戦と続いたバルセロナとのクラシコ2連戦を連勝。5日の欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦ではマンチェスター・Uを2-1で下し、2戦合計3-2で準々決勝進出を決めた。

 激動の1週間を終え、中4日で迎えるリーグ戦はDFセルヒオ・ラモス、DFラファエル・バラン、DFファビオ・コエントロンが遠征メンバーから外れた。9日の記者会見に出席したカランカ助監督は「3試合続けて出場し、休養を与えるのにふさわしい選手がいる。戦った試合はとても高い集中力が必要だった」と説明。3連戦を戦い抜いた守備陣に休養を与えたことを明らかにした。

 それでも「自分たちはいつも試合に勝つためのメンバーを選んでいるし、セルタ戦のメンバーは間違いなく試合に勝つために十分な力を持つメンバーだ」と力説。リーグ戦では首位バルセロナに勝ち点で大差を付けられており、「リーガはほぼ不可能だ」と優勝は現実的な目標ではないが、「まだ、リーガの試合は残っているし、リーガを捨てて他の大会に集中しようという考えは危険なものでしかない。しっかりとリーガで勝ち点を重ねていかないといけない」と、リーグ戦の戦いをコパ・デル・レイ、そして欧州CLにつなげていくつもりだ。

 激戦の続いた1週間からの反動が心配されるが、カランカ助監督は「熱狂の1週間を過ごしたチームだが、監督が第一にチームに落ち着きをもたらした。チームが見つけたこの良い流れを続けていかないといけないし、素晴らしい結果を達成することを望んでいる」と、ジョゼ・モウリーニョ監督の手腕を信頼する。指揮官の去就については「自分たちは次の試合のことだけを考えている。監督の頭の中にはレアル・マドリーと次の試合のことしか入っていない」と話していた。


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