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[FA杯]ウィガンはエバートンに完勝も、復帰した宮市が負傷交代

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 FA杯は9日に準々決勝を行い、日本代表FW宮市亮の所属するウィガンは、敵地でエバートンと対戦した。ベンチ入りした宮市は、前半40分から出場。昨年11月17日のリバプール戦(0-3)以来となる公式戦出場を果たしたが、後半25分に負傷で交代を余儀なくされた。ウィガンは3-0で勝利し、準決勝に勝ち進んでいる。

 立ち上がりから攻勢のウィガンは、前半30分からの3分間で、一気に3ゴールを叩き込む。まずは30分にCKからDFマイノル・フィゲロアのヘディングで先制点を挙げると、その1分後にはFWカラム・マクマナマンが追加点をマーク。さらに前半33分には、FWアルナ・コネが左サイドから折り返したボールを、MFジョルディ・ゴメスが決めて3-0と勝利を引き寄せた。前半40分には2点目を挙げたマクマナマンが負傷し、宮市が起用される。

 後半は3点を追うエバートンが攻勢に出たが、得点を挙げられない。迎えた25分、右サイドにクロスが流れると、宮市がラインを割る前にボールをコントロール。ここにエバートンのFWケビン・ミララスが強烈なタックルを見舞う。これで倒れた宮市は、起き上がることができずに、交替を余儀なくされた。

 試合はこのまま3-0でウィガンが勝利し、準決勝に駒を進めたが、担架でピッチから運び出された宮市の状態が心配される。

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