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[CL]内容では負けを認めるモウリーニョ監督「ベストなチームが敗れた」

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 5日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝トーナメント1回戦第2戦で、レアル・マドリー(スペイン)は敵地でマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に2-1で勝利した。2戦合計スコアを3-2としたレアルが準々決勝進出を決めた。

 先行を許したレアルだったが、数的優位となって迎えた後半21分にMFルカ・モドリッチの得点で試合を振り出しに戻すと、3分後にはFWクリスティアーノ・ロナウドが逆転弾を突き刺し、敵地での勝利をもぎ取った。

 だがレアルのジョゼ・モウリーニョ監督は、試合直後にイギリスのメディアに対して内容では負けていたと話した。「退場の場面の判定に関係なく、ベストなチームが敗れた。我々は勝ち上がるにふさわしいプレーは出来なかったかもしれない。良いプレーが出来なかったしね。だがこれもサッカーなんだ」

 さらに公式サイトによると、会見場に姿を現したモウリーニョ監督は次のように試合を振り返っている。

「突破が出来たことに満足しているが、もっとチームがやれると思っていた。前半はお互いがけん制し合う形となり0対0で終えた。退場者が出たことは試合の流れを少し変えたし、チームに違う流れをもたらすものになった。だが、10人になったマンチェスターはより良いプレーをしていたし、自分達を苦しめるプレーをしていた。マドリードは2得点を決めたが、最後の最後まで苦しい戦いを強いられた」

「マンチェスターはファンタスティックな守備を見せていたし、戦術的にもしっかりと組織されていた。モドリッチを入れたことで試合は変わった。チームに創造性をもたらしたし、前線の動きを活発化させてくれた。前へ進むプレー、スピード、活発さが彼にはあり、試合の流れを彼は変えてくれた」

「クリスティアーノにとってこの試合は凱旋試合だったが、決して簡単な事ではなかったはずだ。自分も何度か古巣との対戦をしているが、その難しさは知っている。古巣と戦うことは簡単な事ではないということをね」


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