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前監督率いるボルフスとドロー、2戦連続アシストの清武「うまく攻めれた」

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 ブンデスリーガは31日、第27節2日目を行い、日本代表MF清武弘嗣とMF金崎夢生の所属するニュルンベルクは敵地で日本代表MF長谷部誠の所属するボルフスブルクと対戦し、2-2で引き分けた。清武は1-2の後半21分に同点ゴールをアシスト。2点差を追いついてのドローに「がんばりました、今日は」と胸を張った。

 ボルフスブルクを率いるのは、昨年12月までニュルンベルクの監督だったヘッキング監督。シーズン途中の電撃就任でチームを去った前監督に対し、「見返す気持ち? 言葉ではなかったけど、そういうのがあったんじゃないですかね」と、チームとして負けられない意地があった。

 前半は2点ビハインドで折り返したが、後半16分、清武が左サイドを縦に仕掛けてクロスを上げると、相手DFがクリアしたボールをMFティミー・シモンがエリア外から左足ダイレクトボレーで蹴り込んだ。さらに同21分、右後方からの清武のFKにDFニルソンが倒れ込みながら右足で流し込み、2-2の同点に追いついた。

「ボルフスブルクが後半、あんなに落ちると思わなかった。前半は向こうのサッカーで、後半はこっちのサッカーだったと思う。見ていて、明らかに落ちていた。中盤もすかすか空いていたし、相手がワンボランチだったので、両脇をうまく攻めれたと思う」。清武の2戦連続アシストもあり、ニュルンベルクは8試合負けなし(3勝5分)となった。

(取材 了戒美子)

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