beacon

[FA杯]完敗認めるファーガソン、「冷静さを失った」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 FA杯は1日、準々決勝の再試合を行い、マンチェスター・ユナイテッドは敵地でチェルシーと対戦し、0-1で敗れた。後半4分にFWデンバ・バにゴールを許すと、その後の反撃も実らず、欧州CLに続き、国内カップ戦から敗退することになった。

「前半は落ち着いてプレーしていたし、相手を脅威に感じることもなかった。しかしながら、常にそうあるようにゴールが試合の流れを一変させてしまった」。アレックス・ファーガソン監督はそう振り返り、後半4分の失点を悔やんだ。

「数シーズン前、バがニューカッスルでプレーしたときも今日のような形でゴールを決められている。完全に不意を突かれた。後半の立ち上がりは良くなかったからね。それからチームは冷静さを失った。ポゼッションからチャンスもつくっていたが、生かせなかった。そればかりか相手のカウンターに苦しめられたわけだから」

 指揮官はチェルシーを称え、完敗を認めた。「(エデン・)アザール、オスカル、(フアン・)マタが影を潜め、彼らを起点としたカウンターに苦しめられた。さらなる失点は防げたが、我々がゴールを決めるとも思えなかった」。チャンスがなかったわけではない。しかし、FWロビン・ファン・ペルシーは決定機に枠を外し、FWハビエル・エルナンデスのシュートはGKペトル・チェフの好守に阻まれた。

「ファン・ペルシーは絶好の機会を得たが、シュートはバーの上を超えてしまった。他にも惜しいヘディング、チェフのファインセーブでチチャリート(エルナンデスの愛称)のシュートも止められた。追う立場となってから冷静さを失ったのが敗因だと思う」


▼関連リンク
プレミアリーグ2012-13特集ページ

TOP