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成長を実感するユナイテッド MFキャリック「今だって感じている」

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 プレミア・リーグを2年ぶりに制したマンチェスター・ユナイテッドのMFマイケル・キャリックは、自身の成長を感じ取っているようだ。クラブの公式HPでキャリックは「選手としては常に学習して、成長しようと思っている」と語っている。

「色々な要素が絡んで好調を維持出来たり、自分の思うよなプレーが出来る時期もある。それは経験から来るものだと思うね。それぞれのシチュエーション、試合展開で自分にとって何が役に立つのかを理解しているから。どういう風に対応すれば良いか、どう適応していけば良いのかを経験でわかっているんだ」と、経験を積み、成長してきたと話す。

 安定感抜群のプレーを見せるMFについて、キャリアのピークにあるという声が多い。だが、キャリック自身は、まだ成長できると感じているようだ。「ユナイテッドに移籍してからは常に成長を続けられていると思う。誰だって、他の選手よりも良いプレーをしたいと願うものだから。ただ、常に上昇気流に乗れるわけではないし、いつだって自分のベストなプレーが出来るわけでもない。時間の経過と共に自分は選手として成長していると実感している。今だって成長を感じているよ」。

 ユナイテッドで多くの先輩に学んできたというキャリック。彼自身も若い選手の見本になっていくつもりだ。

「僕はチーム内で何かを怒鳴って伝えるような立場ではないし、とにかくチーム内で正しい振る舞いを示すのが、僕の役割だ。ギグシー(ライアン・ギグス)、スコールジー(ポール・スコールズ)も言葉ではなくピッチ内外での行動で選手達に示している。ユナイテッドでは、周囲から適切なライフスタイルを取るよう求められるし、効率良く練習に励む姿勢、自己管理が求められる。選手個人の責任という意味では、ユナイテッドのようなクラブは無いと思う。シニアプレーヤーとして、若い選手に対して模範的な行動を示すのは重要な役割だから」と、口にしている。

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