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イラク代表監督「私たちは崖っぷち。日本を倒したい」

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 イラク代表は11日に、ドーハで日本代表と対戦する。イラク代表のブラディミル・ペトロヴィッチ監督は前日会見で、日本について「アジアで最強のチーム」「対峙できることを光栄に思います」と話したが、「私たちは崖っぷちにおり、W杯に出るためには最後のチャンスです。全力を突くし、ここで日本を倒したい」と、勝ち点3奪取に強い意欲を見せた。

 現在、イラク代表は勝ち点5でグループBの最下位に沈んでいる。W杯出場のためには、日本戦を含めた残り2試合で2連勝する以外に道はない。前回対戦時のイラク代表監督はジーコ監督だった。その後、イラク代表監督に就任したペトロヴィッチ監督は、「ジーコ監督と私の特徴は違います。多少のインパクトは選手にあるかもしれません」と話したが、「私が監督になってからしっかり準備をしてきているので、選手の動揺、その他は関係ないでしょう」と、監督交代が明日の試合には影響しないと断言した。

 キャプテンのFWアラ・アブドゥル・ザハラも、イラクのサポーターに必勝を誓った。「ファンには勝つことを約束したい。仮に日本に3点を取られても、私たちは4点取り返せばいい。日本がどんなプレーをしても、私たちがベストなプレーをすれば、結果はついてくる」と、日本に打ち勝つことを宣言した。

(取材・文 河合拓)

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