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ランパードのMLS行きを止めていたモウリーニョ

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「友人の一人として連絡を取っていた」

 イングランド代表MFフランク・ランパードは、ジョゼ・モウリーニョ監督のアドバイスもあってチェルシーに残ることになったようだ。

 ランパードは2012―13シーズン、常に移籍の噂がついて回っていた。残りわずかとなっていた契約がなかなか更新されず、夏に新天地を探す可能性が高まっていたが、5月に契約延長を迎えている。

 新天地候補の一つとして、アメリカが挙がっていた。しかしモウリーニョ監督が、メジャーリーグサッカー(MLS)に行くのを止めたそうだ。イギリス『スカイ・スポーツ』で、2012―13シーズンまでレアル・マドリーを率いていた同指揮官が次のように述べた。

「そのときはクラブと接触していなかった。彼とは連絡を取り続けていたから、友人の一人として彼とコンタクトを取っていただけだ。彼に伝えたよ。アメリカに行かないでくれ、とね」

「アメリカは素晴らしい国で、サッカーもうまくいっている。彼はそこで重要な選手になるだろう。だが、アメリカへ行ったら、彼は人生を楽しめない。選手としての人生を楽しむ時間がまだあるはずだ」

 結果的にチェルシーでランパードと再会したモウリーニョ監督だが、説得した当時は関係なかったそうだ。

「私は、もしチェルシーに残ることができないなら、プレミアリーグに残るべきだと考えた。ハイレベルなリーグでの戦いが必要だからね」
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