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ベトナムでの大勝を喜ぶベンゲル 相手チームにも称賛

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ツアー2戦目も7得点

 アーセナルはプレシーズンツアーの第2戦として17日にハノイでベトナム代表と対戦し、7-1の大勝を収めた。アーセン・ベンゲル監督は試合後に、チームのここまでの仕上がり具合に満足している様子を見せている。

 ツアー初戦のインドネシア・ドリームチーム戦で2得点を記録し、ベンゲル監督からの称賛を受けていたFWオリビエ・ジルーは、この試合でも前半だけでハットトリックを達成する活躍。後半には17歳のFWチュバ・アクポムが2点を加えたほか、MFアレックス・オックスレイド・チェンバレン、DFイグナシ・ミケルもゴールを記録した。FW宮市亮も後半から投入され、今回のツアーでの初出場を果たしている。

 ベンゲル監督は勝利を喜びつつ、ベトナムの健闘にも賛辞を送った。クラブ公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。

「良いペースで、良い闘争心を持って戦うことができた。シーズンに向けて良い準備になったのは間違いない。ベトナムは非常に力強いスタートを切り、最初の1分は彼らのものだった」

「だがその後は、最初のチャンスでゴールを奪い、他にもいくつか素晴らしいゴールを決めることができた。全体的には非常にポジティブな夜だったと思う。ベトナムは中盤がとても良かったと思うし、キャプテンは特に印象的なプレーをしていた」

 アーセナルが7点を奪った後、ベトナムは1点を返すことに成功。ベンゲル監督はスタジアムの熱狂に感銘を受けたと語った。

「(ベトナムの選手は)良い技術を持っているし、良い動きをすると思う。守備陣は我々の前線のクオリティーに苦しんでいたが、全体的には基礎技術がある。ゴールを決めた時の盛り上がりは素晴らしかった」

「相手チームがゴールを決めてうれしく思ったのは、私の人生の中でもほんの数回しかなかったことだ。スタジアムが素晴らしい瞬間を迎えた。観客には非常に熱意があり、彼らには間違いなくハッピーになる資格があった」

 アーセナルはこの後来日。22日にはベンゲル監督の古巣でもある名古屋と、26日には浦和との親善試合を予定している。

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