イグアインについては「今はマドリーの選手」

　レアル・マドリーは21日、新シーズンの初戦となるボーンマスとの練習試合に臨み、6-0と大勝した。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、エースのFWクリスティアーノ・ロナウドがいかに重要な存在かを強調している。

　マドリーは先発したC・ロナウドが2得点を挙げ、MFサミ・ケディラもゴール。途中出場のFWゴンサロ・イグアイン、FWアンヘル・ディ・マリア、MFカセミロもネットを揺らした。アンチェロッティ監督は満足感を表しながらも、まだ改善の余地があると話している。クラブの公式ウェブサイトが、同監督のコメントを伝えた。

「最も重要なのは、チームがハードワークをしたことと、C・ロナウドや(メスト・)エジルら、重要な選手たちと若手が攻撃で力を発揮し、良いパフォーマンスをしたことだ。最初は問題があったが、いくつか良い場面もあった。試合をコントロールして、良いプレーをしたね。チームにはとても満足だ」

「最初の試合はうまくいった。我々の目標は良いサッカーをすることだ。我々にはクオリティーがある。今日は良いところも、そうでないところもあったが、それは普通のことだ。初戦だからね。私は満足しているよ。チームがハードワークしたからだ。もちろん、改善はしなければいけない。1週間練習しただけだから、それは当然だ」

　また、アンチェロッティ監督はエジルと新加入のMFイスコの同時強について、次のように話した。

「実験だったが、クオリティーのある選手たちは一緒にプレーできると思う。攻守のバランスを見出すことが重要だ。それが最も大切なんだよ。時間が必要だと思うが、それを見つけたい」

　C・ロナウドの去就を騒ぐ声は絶えない。また、イグアインはナポリ移籍に迫っていると言われている。アンチェロッティ監督は両選手について、このようにコメントしている。

「クリスティアーノはチームで最も重要な選手であり、今後もそうあり続ける。彼がいかに良いプレーをし、クラブにとって良い選手であるかは、誰もが知っている。イグアイン?　彼はファンタスティックな選手であり、今の彼はレアル・マドリーの選手だ」

---

▼関連リンク
2013-14シーズン欧州移籍情報