エストゥディアンテスであと1年プレーへ

　27日に行われたエストゥディアンテスとアトレティコ・マドリーの親善試合で、元アルゼンチン代表MFフアン・セバスティアン・ベロン氏が久々のプレー復帰を果たした。試合後には、本格復帰に向けての意欲を口にしている。

　足首の負傷のため昨年現役を引退し、エストゥディアンテスの幹部を務めていたベロン氏だが、チームの不振を見かねて現役復帰を目指していることが報じられていた。数日前には選手契約にサインしたとの報道もあったが、実際にはまだ正式契約はしていないようだ。

　アトレティコ戦に先発して約60分間プレーしたベロン氏のコメントを、スペイン『マルカ』が伝えている。

「良い感触だった。実戦感覚が欠けているのは感じたが、自分次第だ。これから試合を重ねるごとに良くなっていくだろう」

「まだエストゥディアンテスと契約をしたわけじゃない。自分が今どこにいるのか、現実を見たかった。思っていたより良かったし、サインをしてリーグ戦に臨むことになると思う」

　現在38歳のベロン氏はエストゥディアンテスであと1年間プレーし、給料は全額がクラブの下部組織に寄付されるとも報じられている。