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メッシ独占インタビュー 「昨季は難しいシーズンだった」

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『Goal 50』受賞者が一年間を振り返る

 2012-13シーズンの『Goal 50』で、通算3度目の受賞を果たしたバルセロナFWリオネル・メッシが、Goalの独占インタビューに応じてくれた。メッシは昨季を振り返り、「難しいシーズン」だったと話している。その上で、新シーズンに向けての意気込みを示した。

 ゲルト・ミュラー氏が40年間保持していた年間85ゴールの記録を破り、1年間で91ゴールをマークするなど、メッシはまたしても信じられないような活躍を見せてくれた。21試合連続得点を記録し、チームは前年度のレアル・マドリーに続く勝ち点100をリーガエスパニョーラで達成。2013年1月には、4年連続となるFIFAバロンドール受賞を果たしている。

 だが一方で、厳しい局面もあった。シーズン終盤、チャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン戦でハムストリングを負傷し、万全のコンディションでないまま臨んだ準決勝では、バイエルン・ミュンヘンに2試合合計0-7と大敗。ティト・ビラノバ前監督の病気再発という事態にも見舞われた。

 先週、バルセロナの練習場で『Goal 50』を受け取った際、メッシは「リーガを制覇したけど、難しいシーズンだった」と話してくれている。

「リーグタイトルは重要だ。年間を通じての結果だからね。でも、僕らはたくさんの痛手を受けて、それに影響された。ケガや、反撃する力を抑えられたそのほかの物事、そして残念なことにティト(・ビラノバ前監督)の病気とかね」

「シーズン最高の瞬間はもちろん、優勝が確定したときだった。最悪だったのが、ビラノバ監督(の病気の)再発だったのは疑いない」

『Goal50』受賞については、「とても興奮するよ」とコメント。次のように続けている。

「僕ら選手は一年間、チームの名誉を勝ち取るために仕事している。個人賞は考えていない。でも、個人賞を受け取ることができれば、それは励みになるし、同じ道で続けるための力を与えてくれる」
 
 バルセロナにはこの夏、FWネイマールが加わった。また、ビラノバ前監督の退任で、メッシと同じアルゼンチン人のヘラルド・マルティーノ監督が就任している。メッシは新シーズンに向け、「大きな情熱を持って、楽観的に新シーズンへと向かっている。いつもと同じようにね」と付け加えた。
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