スルガ銀行CSの決勝点、大迫はオフサイドだったか?
[8.7 スルガ銀行チャンピオンシップ 鹿島3-2サンパウロ カシマ]
昨季ナビスコ杯王者の鹿島アントラーズは7日のスルガ銀行チャンピオンシップでサンパウロ(ブラジル)に3-2で競り勝ち、大会連覇を達成した。決勝点となった後半アディショナルタイムのFW大迫勇也のゴールは当初、MF柴崎岳の得点と発表されたが、試合後に大迫の得点に訂正された。
MF野沢拓也が落としたボールを柴崎が右足でミドルシュート。これがPA内のDFに当たり、さらに横にいた大迫に当たってコースが変わり、GKの逆を突く形で転々とゴールネットに吸い込まれた。
ラッキーな形での決勝点に大迫は照れ笑いを浮かべていたが、この場面をめぐっては大迫のオフサイドではないか、と指摘する声もあった。ただ、映像を見返すと、柴崎がシュートした瞬間、大迫はDFと並んでおり、DFの右足が後ろに残っていることが分かる。これはノットオフサイドで、得点を認めたシンガポールの審判団の判定は正しかった。
仮に大迫がオフサイドポジションにいたら……。複数の審判関係者に話を聞くと、柴崎のシュートはDFに当たっているが、パスやクリアなどの「意図的なプレー」ではなく、単に当たってしまっただけの跳ね返りと判断されるべきとの回答。今年7月の競技規則改正で、オフサイドポジションにいる選手が、相手選手の「意図的なプレー」でこぼれたボールに触れてもオフサイドとはならないとする解釈が明記されたが、このシーンは該当せず、もしも大迫がオフサイドの位置にいることで利益を得たのであれば、オフサイドの反則を犯したことになり、ノーゴールと判定されるべきだった。
前述のとおり、この場面で大迫はオフサイドポジションにはいなかったため、オフサイドの新しい解釈とは無関係にノットオフサイド。仮にオフサイドポジションにいたならば、やはり新旧解釈にかかわらず、オフサイドを取られるべきシーンだった。
昨季ナビスコ杯王者の鹿島アントラーズは7日のスルガ銀行チャンピオンシップでサンパウロ(ブラジル)に3-2で競り勝ち、大会連覇を達成した。決勝点となった後半アディショナルタイムのFW大迫勇也のゴールは当初、MF柴崎岳の得点と発表されたが、試合後に大迫の得点に訂正された。
MF野沢拓也が落としたボールを柴崎が右足でミドルシュート。これがPA内のDFに当たり、さらに横にいた大迫に当たってコースが変わり、GKの逆を突く形で転々とゴールネットに吸い込まれた。
ラッキーな形での決勝点に大迫は照れ笑いを浮かべていたが、この場面をめぐっては大迫のオフサイドではないか、と指摘する声もあった。ただ、映像を見返すと、柴崎がシュートした瞬間、大迫はDFと並んでおり、DFの右足が後ろに残っていることが分かる。これはノットオフサイドで、得点を認めたシンガポールの審判団の判定は正しかった。
仮に大迫がオフサイドポジションにいたら……。複数の審判関係者に話を聞くと、柴崎のシュートはDFに当たっているが、パスやクリアなどの「意図的なプレー」ではなく、単に当たってしまっただけの跳ね返りと判断されるべきとの回答。今年7月の競技規則改正で、オフサイドポジションにいる選手が、相手選手の「意図的なプレー」でこぼれたボールに触れてもオフサイドとはならないとする解釈が明記されたが、このシーンは該当せず、もしも大迫がオフサイドの位置にいることで利益を得たのであれば、オフサイドの反則を犯したことになり、ノーゴールと判定されるべきだった。
前述のとおり、この場面で大迫はオフサイドポジションにはいなかったため、オフサイドの新しい解釈とは無関係にノットオフサイド。仮にオフサイドポジションにいたならば、やはり新旧解釈にかかわらず、オフサイドを取られるべきシーンだった。