「素晴らしいスポーツマンシップ」

　ユベントスGKジャンルイジ・ブッフォンが、17日にユーヴェに練習場を貸したローマをたたえている。一方で、同選手は18日のイタリア・スーパーカップで対戦するラツィオに敬意を払った。

　ユベントスは17日、ローマの練習場トリゴリアでトレーニングを行った。ローマのサポーターはクラブの行動を批判しているが、ブッフォンは前日会見で次のように称賛している。

「素晴らしいスポーツマンシップであり、上品だ。残念ながら、なかなかないことだね。スポーツとは関係ない者を正当化するように、この件を悪い意味で利用させてはいけない」

「僕らは大きな敬意を払ってトリゴリアに向かった。自分たちのホームではないと分かっているからだ。ほかのチームのホームに行って、例えば友人だからといって、フランチェスコ・トッティのロッカーに小便ができるわけじゃない。それどころか、出る前によりきれいに掃除するくらいだ。彼らがヴィノーヴォ(ユヴェントス練習場)に来たら、同じようにすると分かっているからね」

　ラツィオとのスーパーカップに向けては、次のように話している。

「僕は、この2年間のラツィオが非常に厄介な相手、倒すのが難しい相手だったと思っている。僕らの調子にかかわらず、ね。彼らは重要な勝ち点を手にしてきた。だから、僕はこのチームに大きな敬意を払っている」