「正しい顔つきで試合に向かうと分かっていた」

　ユベントスは18日、イタリア・スーパーカップでラツィオと対戦し、4-0と勝利を収めた。2年連続でスクデットとスーパーカップを獲得したアントニオ・コンテ監督は、喜びをあらわにしている。

　前半、MFクラウディオ・マルキージオを負傷で失ったユーベだが、交代で入ったMFポール・ポグバのゴールで先制。後半にはDFジョルジョ・キエッリーニ、DFシュテファン・リヒトシュタイナー、新加入のFWカルロス・テベスが立て続けに加点し、シーズン最初の公式戦で見事な勝利を手にしている。

　プレシーズンの結果が芳しくなかったことから、批判の声もあったユベントスだが、見事な内容で連覇を果たし、コンテ監督は胸を張っている。試合後、イタリア『Rai』で、同監督は次のように語った。

「前日会見でも言ったが、私は落ち着いていた。私は選手たちのことを知っているんだ。彼らの人間性もね。正しい顔つきで試合に向かうと分かっていたよ。こういう一発勝負の試合に明日はない。今日勝たなければいけないんだ。このチームはスクデットとスーパーカップを連覇した」

「私のユベントスがなくなってしまったなど、考えたことはなかった。プレシーズンもロサンゼルス・ギャラクシーに負けただけで、素晴らしい準備をしてきたんだ。マルキージオのケガは残念だね。疲労から回復する必要のある選手たちもいる。だが、意識はしっかりしていたし、勝利にふさわしかった」

　今シーズン、国内で3連覇を目指すコンテ監督は、このように付け加えている。

「我々は2年連続でスクデットとスーパーカップを獲得した。このまま続けられるのであれば、私はそれで良い」

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