PSGやバルサにも注目

　元ミランFWフィリッポ・インザーギ氏は、ミランに所属するイタリア代表FWマリオ・バロテッリが現在イタリアで最も優れたストライカーだと考えているようだ。

　この夏、セリエAでは多くのストライカーが入れ替わっている。パブロ・オスバルドがローマからサウサンプトンに、エディソン・カバーニがナポリからパリ・サンジェルマン(PSG)に移籍した。一方で、カルロス・テベスがユヴェントス、ゴンサロ・イグアインがナポリ、マリオ・ゴメスがフィオレンティーナに加入している。

　今年1月にマンチェスター・シティからミランに移籍したバロテッリ。現在ミランの下部組織で監督を務めるインザーギ氏は、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』でバロテッリをたたえている。

「ミランの攻撃陣は素晴らしい。しかし、その中でもバロテッリはイタリア最高のストライカーだろうね」

「僕は一人のミランファンとして、彼が今季のセリエA得点王になることを望んでいるよ。それは彼自身にとって、ミランにとって、そしてイタリア代表にとって重要なことになる」

　インザーギ氏は、イタリア国外では大物を獲得したPSGやブラジル代表FWネイマールが加入したバルセロナに注目しているようだ。

「(ズラタン・)イブラヒモビッチとカバーニなんて、ものすごいコンビだよ。カバーニは“殺し屋”。独自のシュートスポットを持っているんだ。彼らは欧州でもトップクラスだ。2人でシーズン50得点は決めるんじゃないかな」

「ネイマールと(リオネル・)メッシは、全世界の監督が率いてみたい選手だろう。メッシは絶対的に世界ナンバーワンの選手だ。ネイマールに関しては、僕がコンフェデレーションズカップで見た限り、個人的に好きな選手だね。彼の1対1は信じられないくらい素晴らしいよ」

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