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3連勝に満足のクロップ レワンドフスキのゴールにも喜び

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ロイス、オーバメヤン、ムヒタリャンにも言及

 ボルシア・ドルトムントは23日、ブンデスリーガ第3節でブレーメンと対戦し、ホームで1-0と勝利を収めた。ユルゲン・クロップ監督は試合後、勝利への満足感を表している。

 前半からチャンスをつくりながら、得点を奪えなかったドルトムントだが、55分にMFマルコ・ロイスのアシストからFWロベルト・レバンドフスキのゴールで先制。このリードを逃げ切って3連勝を飾った。

 クロップ監督は試合後、ゲームを振り返って次のように話している。

「試合には非常に良い形で入り、相手にプレッシャーをかけることができた。だが、26、27分から、少しアクセルをゆるめた印象を受けたね。ハーフタイムには、0-0で良かったとチームに話したよ。リードしていたら、ハンドブレーキを引いていたかもしれないからだ」

「正直、そのようなプレーはいらない。95分間、すべてを出す目的でここにいる。チームはそれを理解した。後半は、アクセルを踏み切るプレーを見せたね。ゴールシーンも、一旦はボールを失いながら、それを奪い返して決めたと思う」

 1ゴールしか奪えなかったドルトムントだが、クロップ監督は次のように強調している。

「3試合で勝ち点9を獲得した立場で、決定力不足を語るほど、愉快な話はないね。粘らなければいけない。25点目となれば楽だよ。でも今は、まだみんなが多くのゴールを決めていない。最初に頑張って(シーズン)初ゴールを奪えば、後はその分、楽になる」

「今日はレヴィ(レワンドフスキ)が決めてくれてうれしかった。前半、普段の彼なら決められるような決定機を2度迎えたが、シーズン序盤はこういうことも普通さ。でも、彼の働きぶりはゴールで報われた。うれしいね」

 ロイスや後半途中から出場したFWピエール=エメリク・オーバメヤンのパフォーマンスについては、このようにコメントしている。

「マルコは非常に良い場面が多かった。もっと自らフィニッシュに持ち込まなければいけないかもしれない。チャンスをすべて決めていないのには理由がある。それをこれから分析していく」

「オーバメヤンにも追加点を奪う決定的チャンスがあった。素晴らしい攻撃から生まれた場面だ。ちょっと運があれば、ボールがGKの下を抜けたりする。そうならなかったら、最後まで働かなければいけない。でも、(同点にされるのが恐くて)震えることはなかったよ」

 これがブンデスリーガ2試合目となるMFヘンリク・ムヒタリャンについては、次のように語った。

「必要なのは慣れだ。チームにもハーフタイムに話したが、彼をトップ下と中盤の2つのポジションで、すべてをやらせないようにしなければいけない。彼は多くの守備的な仕事をしてくれて、何度か救ってくれた」

「だが、彼は前方でスペースを見つける能力が素晴らしい。欲しくて仕方なかった選手だ。期待どおりの活躍を見せてくれると確信しているよ。まだもう少し、時間が必要かもしれない。しかし、短期間の割にかなりかみ合っていると思う」
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