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アンチェロッティ:「正GKは決定していない」

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グラナダ戦前日会見、起用するGKは明かさず

 26日のリーガエスパニョーラ第2節、レアル・マドリーは敵地ヌエボ・ロス・カルメネスでのグラナダ戦に臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、イケル・カシージャスディエゴ・ロペスの正GK争いの決着が、まだついていないことを強調した。

 スペイン『マルカ』がイタリア人指揮官のコメントを伝えている。

「正GKについて、まだ最終的な決断を下したわけではない。明日の試合でどちらがレギュラーを務めるか、私から言うことはないよ。まずは彼ら2人と話をする。しかしながら今回下す決断も、最終的なものではないんだ」

 サンチャゴ・ベルナベウ杯では、南スタンドに陣取る“ウルトラス・スル”がD・ロペス、そのほかのスタンドがカシージャスを支持し、混沌とした雰囲気が生まれている。

「あまり良いことではないね。レアル・マドリーのファンのことは理解しているが、私はチームが勝利を収めるために、最良と考える決断を下す。ファンにはイケル、またはディエゴが控えとなることを、納得してもらう必要がある」

 ベルナベウ杯では、D・ロペスが前半終了の5分前にウォームアップを開始し、そこから混沌がさらに深まった。そのような状況を、回避することは不可能だったのだろうか。

「GKは違うポジションの選手より、念入りにウォームアップをしなければならない。前半終了の5分前にディエゴをアップさせたのは、万全な準備をしてもらうためだった。別に敬意を欠く行為ではなかった」

「ファンタスティックなGKがチームに2人在籍していることは、とても幸運だね。私は決断を下す立場にあり、ファンがあのようなリアクションを見せるのは当たり前のことだ」

 両GK同様にベルナベウでブーイングを受けるカカ、カリム・ベンゼマについても触れた。

「こちらも、監督が決断を誤った可能性があるね。しかし私はチーム、クラブのために最良の決定を下している」

「私は何度もベルナベウでプレーしてきた。敵として、ここでプレーすることは容易ではない。凄まじい熱狂が生み出されるスタジアムだからね。だからこそ、ファンの支持は重要なものだ。我々は快適にプレーしなければならない。次の試合では、チームを後押ししてくれると確信している」


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