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バロテッリ、イブラヒモビッチと比較されて…

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「それは彼をたたえていることになるね」

 ミランFWマリオ・バロテッリは28日、PSVとのチャンピオンズリーグ(CL)予選プレーオフ・セカンドレグでチームの2点目となるゴールを挙げ、勝利に貢献した。試合後、同選手は元ミランFWズラタン・イブラヒモビッチと比較されると、「それは彼に対する賛辞だね」と話している。

 MFケビン・プリンス・ボアテングの先制点で、2試合合計スコアでリードを奪ったミランは、後半にバロテッリが追加点を挙げ、予選突破を確実なものとした。バロテッリはイタリア『スカイ・スポーツ』で、次のように満足感を表している。『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。

「素晴らしい試合ができて、僕たちは満足しているよ。CLは重要だから、僕らは予選を突破したいと強く思っていた。プレッシャーに耐えられないなら、サッカーなんてやらない方がいいよ。試合前、プリンスやほかの仲間たちには、前線に飛び出せと言っていたんだ。僕が見て、パスを出すからってね。常に僕がシュートしなければいけないわけじゃない」

「(黒星を喫したセリエA開幕戦の)ベローナ戦では、僕らは成熟していないと言われた。今日は良いプレーをして、成熟していると言われる。僕は、僕らはずっとそうだったと思っているよ。ベローナ戦の前からね。どのチームもそうであるように、僕らも成長しなければいけない。少しずつ完璧に近付いていく」

 前線で基点となり、見事なパフォーマンスを披露したバロテッリ。かつてミランの前線に君臨したイブラヒモビッチとの比較を聞かれると、バロテッリは「僕は僕だ。彼は彼だよ。僕らを比較することはできないさ。それに、(比較することで)君たちは彼をたたえているね(笑)」と冗談を飛ばした。

 インタビュアーから「彼よりも支配してみせるということ?」と聞かれると、バロテッリは「トライするよ」と答えている。

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