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モウリーニョ:「ベストチームが負けた」

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ラミレス退場には不満

 チェルシーは30日、UEFAスーパーカップでバイエルン・ミュンヘンと対戦し、PK戦の末に敗れた。ジョゼ・モウリーニョ監督は試合後、より優れたチームが敗れたと悔しさを表している。

 開始8分にカウンターからFWフェルナンド・トーレスのゴールで先制したものの、後半立ち上がりに同点とされる。延長戦に入り、MFエデン・アザールのゴールで再びリードを奪ったものの、終了間際のアディショナルタイムに失点。PK戦ではFWロメル・ルカクが失敗し、チャンピオンズリーグ覇者の前に屈することとなった。

 モウリーニョ監督は試合後、イギリス『スカイ・スポーツ』で次のように話している。

「彼らがトロフィーを獲得したが、ベストチームが負けた。私からすれば、我々の方がベストチームだったよ。彼らは後半の15分間で我々を支配した。だが、我々は常に試合をコントロールしていたからだ。10人になってからも、チームはファンタスティックなプレーをした。ベストチームが敗れたのは明らかだ」

 チェルシーは後半終盤にMFラミレスがMFマリオ・ゲッツェに対するファウルで2度目の警告を受け、退場となった。延長戦を10人で戦わなければならなかったモウリーニョ監督は、判定に不満があるようだ。

「(判定は正しかったかと聞かれて)そうは思わない。テレビでは違うように見えるかもしれないし、あなたの意見は違うかもしれない。審判の専門家はイエスというかもしれない。私は、試合における重要なルールとは、試合への情熱だと思う。審判は試合への情熱を持たなければならない」

「11人対11人のままなら、試合はもっと良いものになっていただろう。ラミレスは相手を傷付けたのではなく、相手が危険なカウンターをしていたわけではない。2枚目のイエローカードを出すところではなかった。UEFAとの私の歴史は、それはもう長いものだ。言わない方が良いだろう。私はただ、ベストチームが負けたとはっきり思っている。それで十分だ」
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