[9.1 リーガ・エスパニョーラ第3節 バレンシア2-3バルセロナ]

　リーガ・エスパニョーラは1日、第3節を行い、バルセロナは敵地でバレンシアと対戦し、3-2で勝った。FWリオネル・メッシが前半だけで3ゴールを奪い、ハットトリックを達成。チームも開幕3連勝を飾った。

　MFシャビ、FWアレクシス・サンチェスが遠征メンバー外となり、“休養”を与えたバルセロナ。8月28日のスペインスーパー杯第2戦に続いてメッシとFWネイマールがそろって先発した。

　前半11分、MFセスク・ファブレガスのスルーパスにメッシが反応すると、前に飛び出してきたGKもかわして無人のゴールに押し込む先制点。同39分にも高い位置でのボール奪取からセスクのラストパスに抜け出したメッシが右足で追加点を奪った。

　さらに前半41分、ネイマールが左サイドからドリブルで仕掛け、わずかに中に切れ込んでから中央へラストパス。ゴール前へ走り込んだメッシが左足ワンタッチでゴールに流し込み、3-0と突き放した。ネイマールのバルサ移籍後、公式戦初アシストでメッシがハットトリックを達成した。

　粘るバレンシアも前半45分、DFジョアン・ペレイラの右クロスにFWエウデル・ポスティガが頭で合わせ、1点を返す。さらに前半アディショナルタイムにもMFエベル・バネガの左CKからニアでポスティガがヘディングシュート。ポスティガの連続ゴールで2-3と1点差に追い上げた。しかし、反撃もここまで。後半は互いにゴールが生まれず、バルセロナが3-2で逃げ切った。

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