ガッリアーニCEOは「任務完了」と喜び

　ミランは2日、クラブの公式ウェブサイトで、レアル・マドリーからMFカカ(31)を完全移籍で獲得したことを発表した。

　カカのミラン復帰は、すでに1日に合意が発表されていた。同選手は2日にミラノ入りしてメディカルチェックを受け、オフィスで契約書にサインしている。詳細は明かされていないが、現地メディアは移籍金なしの2年契約と報じていた。

　アドリアーノ・ガッリアーニCEOはミラノに戻ってきた際に、クラブの公式チャンネルで次のように喜びを表している。

「任務完了だ。私が『カカの孤児』と呼ぶ1万2000人、1万5000人のファンたちが、サン・シーロへ戻ってくることを願っている。とにかく、カカが帰ってきたんだ。彼は我々のユニフォームに対する大きな愛情を示しつつ、復帰のためにとても大きな努力をした」

　一方、カカ本人はこのようなコメントを残している。

「4年ぶりに戻ってきた。15日前からこの復帰が実現できるかもと考えてきたよ。ミランに戻ることが自分にとって理想だと分かったんだ。復帰に近付いていると分かったこの数日、サポーターから自分のチャントを歌ってもらうことを夢に見てきた」

「マリオ(・バロテッリ)は素晴らしい選手だ。彼とはうまくやりたい。ピッポ(フィリッポ・インザーギ)のときと同じように、マリオともたくさんの喜びを経験できるように願っている。僕はプレーへの意欲にあふれている。今年は僕にとって特別な、重要な一年なんだ。ワールドカップがあるからね。でも、今はミランでうまくやらないと。以前に移籍したのはすごく残念だったけど、今は復帰に2倍の喜びを感じている。すごくうれしいよ」

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