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モイーズ:「長期的に考えるべき仕事だ」

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困難は予想していたと語る

 マンチェスター・ユナイテッドのデイビッド・モイーズ監督は、今後も現在と同様に苦しい時期が訪れることを覚悟しつつ、長期的な視点で仕事を進めていきたいと意欲を見せた。

 アレックス・ファーガソン監督から昨季王者ユナイテッドを引き継いだモイーズ監督は、プレミアリーグ開幕から5試合で早くも2敗。特に先週末に行われたマンチェスター・シティとのダービーマッチには1-4の完敗を喫し、批判の声が高まりつつある。

 だがモイーズ監督は、短期的な成果を求められているわけではないと強調している。イギリス複数メディアが同監督のコメントを伝えた。

「サー・アレックスの後を引き継ぐのが、簡単でスムーズにいくとはまったく考えていなかった。こういう時期はあるはずだったし、これからもあるかもしれない。ないことを願ってはいるが、それがあるのがサッカーだ」

「偉大な監督の偉大なチームの後を引き継いで、難しくなるのは分かっていた。一挙に行うような変化ではなく、時間をかけて変化させていくことになる。長期的に考えなければならない仕事だということをクラブ経営陣は理解している」

 1月の移籍市場では、即戦力を補強したいと考えている様子を見せている。

「選手層が問題だとは思わない。人数は揃っていると考えている。選手を加えなければならないのは選手層を厚くするためではなく、すぐにチームに入れるためだ」

 ユナイテッドでチームを率いる準備ができていたと感じるかどうかと質問されると、モイーズは次のように答えた。

「自分は準備ができていると考えていたが、もちろん実際に来てみれば、もしかすると準備が不十分だったのではないかと自覚するものだ。このクラブは独特なクラブだ。素晴らしい選手たちと一緒に仕事ができる素晴らしい場所だ」

 25日には、ユナイテッドはキャピタル・ワン・カップ3回戦でリバプールとの対戦を予定している。


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