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判定に救われたレアル、25季ぶり1部復帰のエルチェに敵地で辛勝

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[9.25 リーガ・エスパニョーラ第6節 エルチェ1-2レアル・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは25日、第6節2日目を行い、レアル・マドリーは敵地でエルチェと対戦し、2-1で競り勝った。1-0で迎えた後半アディショナルタイムに追いつかれたが、試合終了間際にFWクリスティアーノ・ロナウドのPKで勝ち越した。今季、25シーズンぶりの1部復帰を果たしたエルチェに苦しめられながらも敵地で辛勝。次節28日には、開幕6連勝でバルセロナと並ぶアトレティコ・マドリーとのダービーマッチに臨む。

 立ち上がりからC・ロナウドが積極的にシュートを狙ったレアルだが、なかなか枠を捉え切れない。88-89シーズン以来の1部復帰となったエルチェもホームにレアルを迎え、果敢に攻撃を仕掛け、チャンスをつくったが、GKディエゴ・ロペスが好セーブを連発し、ゴールを守った。

 均衡が破れたのは後半6分。レアルは左45度の位置でFKを獲得すると、C・ロナウドが低いキックで狙い、壁の間を抜けたボールは直接ゴールネットを揺らした。C・ロナウドの4戦連発となるゴールでレアルが先制。しかし、その後はエルチェが必死の反撃を見せ、何度かレアルゴールを脅かした。

 すると迎えた後半アディショナルタイム1分、エルチェはGKのロングキックをワンタッチでつなぎ、MFフィデルのクロスをFWリッチモンド・ボアキエが頭で押し込んだ。土壇場の同点ゴール。レアル相手に勝ち点1を手にしたかに思われたが、試合はまさかの幕切れが待っていた。

 後半アディショナルタイム4分、レアルの右CKからPA内でDFペペがMFカルロス・サンチェスと交錯して転倒。これを主審はサンチェスのファウルと判定し、レアルにPKを与えた。蹴るのはC・ロナウド。冷静にゴール左隅に蹴り込み、表示されたアディショナルタイム3分を大きく上回る後半51分の決勝点でレアルが勝ち点3をもぎ取った。


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