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日本戦が代表引退試合のスタンコビッチ、このまま現役引退へ

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 11日にセルビア北部のノビサドで日本代表と国際親善試合を行うセルビア代表が10日、記者会見を行い、シニシャ・ミハイロビッチ監督、MFデヤン・スタンコビッチ、DFブラニスラフ・イバノビッチ、DFアレクサンダル・コラロフの3選手が出席した。

 2011年9月以来、約2年ぶりの代表招集となったスタンコビッチは現在、国際Aマッチ通算102試合出場で、サボ・ミロセビッチ氏と並んでセルビア代表の最多出場記録を持っている。日本戦に出場すれば通算103試合となり、単独トップに立つ。日本戦は代表の引退試合で、そのまま現役最終戦となることを明らかにした。

「明日の試合でサッカー選手としてのキャリアを終える。来年春に引退試合をするアイデアはあるが、実際には明日が最後の試合になる」。昨季限りでインテルを退団し、現在は無所属のスタンコビッチ。「自分のコンディションをどう管理しているかは秘密だ」と笑うと、「明日は試合に出るが、フル出場するのは難しいと思う」と語った。

 ミハイロビッチ監督は「いつでもドアは空いているし、スタンコビッチが希望すれば、今後も一緒に協力していきたい。彼がセルビアサッカー協会に入るのであれば、いいことだと思う」と今後の協会入りにも期待していた。

(取材・文 西山紘平)

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