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レオナルド氏の処分が凍結 弁護士が明かす

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各クラブや代表チームでの仕事が可能に

 複数メディアの報道によると、元パリ・サンジェルマン(PSG)の幹部、レオナルド氏に対する長期職務停止処分が暫定的に凍結されたようだ。

 PSGでSD(スポーツディレクター)職を務めていたレオナルド氏は、今年5月のリーグアン・ヴァランシエンヌ戦で、判定への不満から試合後に主審を肩で突き飛ばしたとされ、9か月の職務停止処分を科された。これを受け、レオナルド氏は7月にSD職を辞任した。

 フランスサッカー連盟(FFF)はその後、控訴審で処分を4か月増の13か月とし、さらにFIFAに対して処分を世界中で適用するように求めていた。

 だが、レオナルド氏の弁護士によると、この処分が暫定的に凍結となったようだ。『ロイター通信』に対し、「これで彼は、FIFAに申し出ることなく、自由にあらゆるクラブ、代表チームに加わることができる」と話している。

 報道によれば、パリの行政裁判所で、FFFがライセンスを出しているわけではないクラブ幹部を処分することはできないという判決が出たようだ。弁護士はフランスメディアで、レオナルド氏が「喜んでおり、ほっとしている」と明かした。

 このまま処分が認められなければ、レオナルド氏は各クラブや代表チームで仕事をすることが可能となる。ミランやインテル、PSGで辣腕を振るってきた同氏の今後に注目が集まる。
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