「あなたたちは悪く言うけど…」

　イタリア代表FWマリオ・バロテッリは、15日のワールドカップ予選アルメニア戦で途中出場し、1ゴールを記録した。チームに勝ち点1をもたらした同選手だが、試合後はコメントを残さず、メディアへの不満をうかがわせている。

　アルメニア戦に至るまで、バロテッリは常に騒動の中心となっていた。リーグ戦で3試合の出場停止を科されたばかりだったことや、前節デンマーク戦では体調不良が騒がれ、アルメニア戦の開催地ナポリへ向かう際に、メディアの報道に反発するツイートをして注目された。ナポリに着いた際にも、テレビカメラをはたき落としてメディアから騒がれている。

　こういった騒動の影響か、イタリアメディアによると、バロテッリは試合後、ミックスゾーンでの取材に応じず。コメントを残さずに立ち去ったそうだ。一言、「あなたたちは僕のことを悪く言う。僕はゴールを決める」とだけ話したという。

　一方、チェーザレ・プランデッリ監督は試合後、バロテッリに対してこう賛辞を送っている。

「途中出場でうまくやってくれた。正しい気迫と姿勢だったね。スタメンできたのではないか?　フィジカルコンディションが万全ではなかったんだ。彼は3日間休んでいたからね。だが、今日のプレーに私は満足だ」

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