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ホジソン&リオが代表の長期的強化に協力へ

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イングランド人選手増加を目指す

 イングランド代表の継続的な強化、およびその基盤としてトップレベルで活躍するイングランド人選手の数を増加させることを目的としてイングランドサッカー協会(FA)のグレッグ・ダイク会長が設立した委員会に、新メンバーとして同国代表のロイ・ホジソン監督およびマンチェスター・ユナイテッドDFリオ・ファーディナンドが加わることが20日に発表された。

 イングランドでは、プレミアリーグでレギュラーとして活躍する選手の多くが外国人選手で占められ、イングランド代表選出の対象となる同国人選手の減少が問題視されている。この状況を打開するため、ダイク会長は新委員会の設置を今月発表していた。

 元同国代表監督のグレン・ホドル氏や、FAのロジャー・バーデン副会長、元代表DFダニー・ミルズ氏ら8名で構成される委員会に、さらに2名が追加される見通しであることは当初から明らかにされていた。8名が白人のみで占められていたことに批判もあったが、ファーディナンドの参加により批判が解消されることも期待されているようだ。

 ダイク会長は、2人の参加について次のように喜びのコメントを述べた。

「ロイが現代表監督としての視点を提供し、長年にわたって多くの国で仕事をしてきた中で得た知識を分かち合ってくれるのは大事なことだ。彼が重要な時期に集中を乱されるのを避けるため、発表の前に国際試合の日程の確定を待ちたかった」

「リオは選手として豊富な経験を積み重ねてきた。ウェスト・ハムの優れた下部組織で育ち、マンチェスター・ユナイテッドでプレミアリーグと欧州のタイトルを獲得し、イングランド代表としてワールドカップにも出場した。彼は議論に大きなものをもたらしてくれる」
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