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独紙評価:長谷部は平均以下、清武は最低タイ

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アウェーで勝ち点1獲得もニュルンベルク所属の日本人選手への評価は低め

 19日のブンデスリーガ第9節、フランクフルト対ニュルンベルクは1-1の同点に終わっている。ニュルンベルクMF長谷部誠はフル出場を果たし、ともに先発したMF清武弘嗣は69分までプレー。フランクフルトMF乾貴士に出番はなかった。

 試合はフランクフルトが攻撃に出て、ニュルンベルクが引いて守る展開。50分にはMFアレクサンダー・マイヤーのスルーパスに反応したFWバーツラフ・カドレツが冷静に決め、フランクフルトが優勢に立った。

 だが、その後はMFニコラス・シュタルクのミドルシュートがクロスバーを叩くなど、ニュルンベルクが流れを引き寄せる。86分には途中出場のMFロベルト・マクのアシストから、清武の代わりに入ったFWヨシプ・ドルミッチが同点弾を獲得。ロジャー・プリンツェン暫定監督の采配が引き分けを導いた。

 ドイツ『ビルト』は長谷部にチーム平均の4、清武に最低タイの5をつけている。チーム平均がわずかに高い『キッカー』(3.8)でも、両選手のパフォーマンスに対する採点は同じだった。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

 地元メディア『ニュルンベルガー・ツァイトゥング』は、長谷部のパフォーマンスにチーム平均(3.85)以下の4をつけ、次のような寸評を掲載している。

「プレーを形づくることがほとんどできず、不思議にも安定性を欠く行動を繰り返している。ボールロストやパスミスもあった」

 また、同メディアの清武に対する評価は最低タイの5。次のように記している。

「中盤とワントップを連結させるプレーヤーとして、ほとんどインパクトせず。またも創造性が不足した内容だった」

 今シーズン、ホームで勝利がないフランクフルトは12位につけている。シーズン初勝利とはならなかったものの、敵地で貴重な勝ち点を獲得したニュルンベルクは16位に位置している。
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