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モイーズ:「ヤヌザイは未来の10番」

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多彩な能力を持つ18歳を絶賛

 マンチェスター・ユナイテッドのデイビッド・モイーズ監督は、MFアドナン・ヤヌザイは将来的にチームの「10番」のポジションを担うことができるとして絶賛している。一方で、着実な成長過程を歩ませるため慎重に対処していきたいとも語った。

 今シーズンに入って急速に頭角を現してきたヤヌザイは、ここまで主に左サイドMFで起用されるケースが多いが、モイーズ監督は18歳の同選手について中央や右サイド、センターフォワードでもプレーできる多才な選手だと高く評価している。

 今後順調に成長したとすれば、中央のいわゆるトップ下の位置がジャヌザイに最も適した役割になるとモイーズ監督は考えているようだ。3-1の勝利を収めた2日のフラム戦後の指揮官のコメントを、イギリス『ミラー』が伝えた。

「時間が経てば、アドナンのベストポジションは10番の位置になるだろう。だが、彼がまだ若いうちは、左サイドや右サイドで起用する方が良い」

「彼は素晴らしいセンターフォワードでもある。才能に恵まれており、いくつかのポジションでプレーできる。本当に良い仕事をしており、どんな仕事を与えられてもその才能でうまくこなしてしまう」

 自身がエバートンを率いていた際に、FWウェイン・ルーニーをデビューさせた頃と似たような状況だとモイーズ監督は語る。

「若い彼に過度の期待をかけ過ぎたくはないと思っている。だからこそ、疲れさせないように外すこともあるだろう。だが彼は、私が長らく目にしていなかったようなものを持っている選手だ」

「ウェインが若い選手だった頃と少し同じようなものだ。ウェインを何度か左サイドでプレーさせて、批判を受けたことがあったのも覚えている。若い選手には適切な場所を探そうとするものだ。そのことがルーニーに悪い影響を与えたことはなかった」

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