[11.3 ブンデスリーガ第11節 ブレーメン3-2ハノーファー]

　ブンデスリーガは3日、第11節3日目を行い、DF酒井宏樹の所属するハノーファーは敵地でブレーメンと対戦し、2-3で敗れた。右SBで先発した酒井は1-2の前半41分にブンデスリーガ初ゴールとなる同点ミドルを叩き込んだが、チームの結果には結びつかなかった。

　1-2の前半41分、中盤で相手のクリアボールを拾った酒井はドリブルで前に運び、迷わず右足を一閃。「クロスは考えなかったし、シュートを打とうと思った。打った瞬間の感触もよかった」。完璧に捉えた強烈なミドルシュートがGKの頭上を抜き、豪快にゴールネットを揺らした。

　昨夏にハノーファーに加入した酒井にとって、これがブンデスリーガ出場24試合目での初ゴール。しかし、チームは後半41分にセットプレーから勝ち越しを許し、3連敗となった。「ゴールはうれしいけど、それが勝ち点につながらなかったことが悔しい」。待望の初ゴールも喜び切れない酒井。アウェーでは開幕から5戦全敗となり、「またアウェーで結果が出なかったことが残念。何が原因なのか分からない」と唇をかんだ。

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