メディアの見解も分かれる

　ローマは4日、負傷離脱中のFWフランチェスコ・トッティが検査を受け、ポジティブな結果だったと明らかにした。だが、同選手の戦列復帰がいつになるか、メディアの意見は分かれている。

　10月18日のナポリ戦で太ももの筋肉を負傷したトッティ。当初は1か月ほどの離脱かと言われたが、その後2か月になる可能性も伝えられ、年内の復帰を疑う声も上がった。

　ローマの発表によると、トッティの回復具合は悪くなさそうで、7～10日後に再度検査を受ける予定となっている。『コッリエレ・デッロ・スポルト』は、今月25日のカリアリ戦での復帰、それに間に合わなければ続く12月1日のカリアリ戦での復帰が可能ではないかと伝えた。

　だが、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、12月16日のミラン戦まで復帰できない可能性、さらに12月22日のカターニア戦まで復帰がずれ込む恐れを指摘している。また、『レプッブリカ』も、ミラン戦での復帰を考えるのは「楽観的すぎる」と報じた。

　前節トリノ戦で開幕からの連勝が10で止まったローマ。いまだ唯一の無敗を保ってはいるが、トッティとFWジェルビーニョの離脱でプレーに影響が出ていることは否めない。ルディ・ガルシア監督は、トッティの早期復帰を願っているだろうが、頼れるキャプテンが戻るのはいつになるだろうか。

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